韓国製のタイヤの性能ってどうなんだ?
今回はこんな疑問に答えていきます。
✔ 本記事の内容
- 韓国製のタイヤの性能
- 韓国製タイヤメーカー
車を所有していたら永続的にかかってくるタイヤ費用を少しでも安く済ませたい。そんな悩みを深堀していきたいと思います。夏タイヤ限定で解説していきます。
性能
結論から言いますと、一般道を普通に走行するなら問題ないです。自分も以前「NEXEN」(ネクセン)の夏タイヤを履いていましたが、法定速度で街乗りするくらいなら大丈夫です。ちなみに冬タイヤは絶対に日本製のほうがいいです。
しかし、国産タイヤに比べてロードノイズが気になる方はやめたほうがいいです。多少ですが韓国製タイヤのロードノイズはでますので、車の中で静かに音楽を楽しみながら運転したいといった方は国産が向いていると思います。
会話が聞こえないくらいうるさいとかではないので、タイヤに大金をかけず、多少のロードノイズも気にならないといった方には安いのでおすすめです。
ちなみに自分はロードノイズ、タイヤと道路の摩擦音「ゴーッ」って鳴ってる方が乗ってるかんじがして好きです。考えすぎかもしれませんが、歩行者や歩道を歩行中の盲目者からしてもロードノイズはあったほうが存在感を示すためにいいと思います。
ロードノイズ
ロードノイズがどうしても気になる方は、グレードの高い・静粛性に定評のあるタイヤを選びましょう。ちなみにロードノイズがこの世で最も静かなタイヤの一つは、「ブリヂストンのREGNO」(レグノ)と言われています。
耐久性
一昔前のアジアンタイヤは摩耗が早く寿命が短いというイメージがありましが、今では摩耗の早さはほぼ国産タイヤと変わらないとレビューや口コミから見ても知れます。
自分も何種類かの韓国製タイヤを履いてきていますが、グリップや寿命も国産と比べて遜色ないと思いました。
国内某大手車メーカーの新車に取り付けられている場合もありますので、寿命や耐久性はそんなに差がないと言えるでしょう。
しかしながら、世界のタイヤ販売シェアランキングから見ても「ブリヂストン」が1位なので総合的に見ても国産タイヤには叶わないというのが現状です。日本のタイヤメーカーは世界的に質が高いことで知られています。
ただし、アジアンタイヤの中でも中国製のタイヤはやめたほうがいいと車関係のお仕事をしているたくさんの友人が口をそろえて言っていましたのでやめたほうがいいと思います。笑
価格
なんで韓国製タイヤは安いのかというと、製造・販売している国の物価が安いことだったり、おそらくですが自分なりに調べた結果、韓国のタイヤメーカーは自社で原材料を作るゴム工場を持っているということです。
日本のタイヤメーカー「ブリヂストン」は、原材料のゴムは自社で作ってなくて、他社からお金を払って仕入れなければならなくて、その分コストが上乗せされて高くなっています。ブリヂストンと業務提携しているのは「東洋ゴム工業」です。
その他社から買ったゴムを使って、安全性、機能性、燃費などのあらゆる角度から日々研究し、生産技術の向上につとめています。なので日本のタイヤにはそれらにかかる費用も相まって韓国製タイヤに比べて高価になってしまっているのが現状です。
なので日本のタイヤには最新のテクノロジーが詰まっています。そこらへんが世界でも認めてもらえる結果につながっています。韓国製タイヤが安いのはタイヤ開発技術者の人件費や研究費用にそれほどコストをかけずに販売しているので安いという結果になります。
なのでタイヤの性能面で見ると、韓国製タイヤは安全性、機能性、燃費、耐久性のどれをとっても日本製タイヤに及びません。世界シェアをみても一目瞭然です。ちなみに「ブリヂストン」は世界3大タイヤメーカーといわれる1位に君臨しています。
タイヤメーカーシェアランキング トップ3 | |
1位 | BRIDGESTONE(ブリヂストン) |
2位 | MICHELIN(ミシュラン) |
3位 | GOODYEAR(グッドイヤー) |
漠然と日本の「ブリヂストン」ってすごいんだなぁっておもいます。笑 韓国製タイヤの「ハンコック」は7位に位置しています。
メーカー
年々韓国のタイヤメーカーも世界でも認められるようになってきて、日本の新車に純正採用されている車種もあるくらい性能が上がってきています。
国産タイヤメーカーはライバルメーカーに発注し、タイヤの生産を委託する事もありもっとも効率のいいところや工場の都合等に合わせてタイヤを生産しています。
メーカー
日本でもよく聞く韓国タイヤメーカーといえば、創業75周年を迎えた「ネクセン」や韓国1位のタイヤメーカー「ハンコック」は、国内ではダイハツや三菱の車に新車装着される程、信頼性は高いです。
韓国二位のタイヤメーカー「クムホ」は「ハンコック」と同様に信頼性は高いです。
韓国国内タイヤメーカートップ3 | |
HANKOOK(ハンコック) | 前にも述べたタイヤランキング第7位にランクインされています。アジアンタイヤでは最も人気のあるメーカーで、日本国内でもダイハツや三菱などの新車に純正タイヤとして採用されるほど、日本国内外でも評価の高い製品を提供しています。 |
KUMHO(クムホ) | 韓国内ではハンコックと並ぶくらいメジャーなタイヤメーカーです。国産を含め、欧州などで新車で純正で採用されていて実績があります。日本の自動車レースでクムホのタイヤ提供したチームが韓国タイヤ初の優勝をしています。 |
NEXEN(ネクセン) | 創業75周年という長い歴史の中で蓄積されてきたタイヤの製造技術は高く、韓国国内では20%以上のシェアを誇って、欧米では高級車向けのタイヤとしても採用されています。ヨーロッパではROADSTONE(ロードストーン)のブランドで販売しています。 |
夏タイヤ
韓国製のサマータイヤは各国の自動車メーカーで信頼もありますので、上記の表の韓国国内タイヤメーカートップ3のタイヤであれば日本製のタイヤより少し性能が劣るくらいで、一般道を法定速度走行するぶんには問題ありません。
しかし、操作性や燃費、耐久性などは日本製タイヤと違ってきますので、どこを妥協するかで変わってきます。自分は操作性に関してはほぼ感じませんし、燃費もいちいち燃費表もつけていないので、耐久性・寿命と価格を見ながら買ってます。
サマータイヤに関しては、個人的に値段で決めても問題ないのかなと思います。消耗品と割り切ってしまえば、それほど悩むほどの差はないと思います。
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冬タイヤ
スタッドレスタイヤに関しては、スリップによる事故で命に関わってくるので、国産タイヤを選ぶといいです。「ブリヂストン」のブリザック VRX2は、凍結路面での停止、積雪路面でハンドリング、ロードノイズを抑え長期間使えて、しかも低燃費性能で濡れた路面にも対応できて冬での走行の心配をすべて解決してくれている一品です。
このタイヤは「ブリヂストン」がブリザック史上最高性能と自信をもって提供できるおり折り紙つきの性能といわれています。
おわりに
タイヤは国産でなければいけないなどという時代ではなくなってきています。アジアンタイヤの製造技術は日々高くなってきています。こうした中で品質がよく、安いタイヤを選ぶには自分の車や用途にあったタイヤを選ぶ時代になってきています。
タイヤの値段も大事ですが、安全快適にカーライフを送れるタイヤ選びをして、各社のタイヤを知ることが大事かなって思えてきました。満足のいくタイヤ選びの手助けになり、この記事が誰かのお役に立てれば幸いです。