キャンプに最低限必要なもの 3選

キャンプ

キャンプをしようと思うんだけど

何が必要なのかな?

今回はこんな疑問に答えていきます。

 

本記事の内容

  • テント
  • タープ
  • 寝袋

キャンプでは最低限これらが必要になってきます。現地で食事をするのであればもっとアイテムが必要になってきます。一言でキャンプと言っても楽しみ方が人それぞれです。日頃のストレスから解放するために夜空を見に行く人。落ち着いた静かなところで誰にも邪魔されないところでの読書する人。焚き火を見てボーっとする人。笑 いろいろです。

テント

テントも使用人数で大きさや形、デザインなどが変わってきますので、解説していきます。

種類

今回はオーソドックスなタイプの4種類について解説していきます。

  • ワンタッチテント
  • ドームテント
  • ポールテント
  • 2ルームテント

 ワンタッチテント

定員:2~3人用

その名の通りワンアクションで設営が完了します。通常のテントだとテントを広げ、ポールを仕込み組み立てていきます。このときポールを一本でも忘れてきてしまうと設営ができなくなります。

 

ワンタッチテント以外だと結構ちからを使いますし、女性には大きさによって設営が困難になる場合もあるので、ワンタッチテントは比較的ライトユーザー向けといったところです。

 

値段が安い割には最低限の性能がありますが、いくつかのデメリットもあります。やはり値段が安くなると機能性も低下します。直射日光、防水性や生地の耐久性などが劣ってきます。

 

年に何回も使わないし、連泊もしないのであれば十分かとおもいます。もちろん天気も見てから行くわけですし雨の日にわざわざ行く人はいないでしょう。ちなみに雨にずっと打たれるとテント内に水が滲みてきますので注意です。

こんな方におすすめ
  • 設営がめんどう
  • テントに高いお金を使いたくない
  • 年に何回かしか行かない
  • 機能性を気にしない

ぶっちゃけると、自分はサブテントくらいでしか思わないです。どうせキャンプをやるなら、そこそこのテントにしたほうがいいです。

 

ドームテント

定員:4~5人用

ドームテントとは円形状の屋根、丸みを帯びたシルエットが特徴のテントです。軽くて持ち運びが便利で設営も慣れれば一人でできます。

 

このテントも設営が簡単な方で、初心者にも向いています。使用する人数や天井の高さなどをしっかり把握し、サイズをチェックしましょう。適切なサイズのドームテントを選んでいきましょう。

 

テントの大きさを使用人数で決めがちですが、使用人数で決めてしまうとたいてい狭いです。なので使用人数に一人足したテントの大きさを選ぶとゆとりがあるかんじになります。収容人数が多くなればなるほど大きくなり、荷物もかさばり重くなるので注意が必要です。

 

ドームテントの良いところは、天井が高めの為圧迫感が少なく風にも強いという特性があります。入口の出入りも前室やキャノピー(玄関ひさし)付きなどがあり、テント内の雨の入り込みが少なく出入りもスムーズにできるのもメリットのひとつです。

こんな方におすすめ
  • ソロキャンプ好きな人
  • 設営後にテント移動する人

個人的にこだわりたいところは、前室スペースがあるものが非常に便利に思うのでご参考までに。

 

 

ポールテント

定員:4人用

ポールテントはトンガリ屋根で1本のポールで立ち上がる三角錐の形のテントのことを言いい、独特の存在感があって見ただけで楽しいアウトドア気分にさせてくれます。アメリカ先住民族のティピーテントやモンゴル遊牧民のゲルからヒントに作られたテントのことです。

 

見た目がおしゃれでかわいいんですが、真ん中に一本のポールを立てて、そこから吊り下げてテントの縁をペグで固定して建てるので地面が硬く刺さりずらいと設営が非常に困難になってくるので、事前にキャンプ地の地盤をリサーチすることをおすすめします。

 

このテントは組み立ての工程が単純なので、簡単に設置、撤収ができ、初心者にもおすすめと言われていますが、実際やってみると初めての方は結構難しいです。ただし慣れると設営時間が一番短いテントかなとは思います。

 

真ん中のポールの立っているところの天井は高いのですが、中心から外に行くにつれて天井が低くなっていくためにデッドスペースができてきますので、こちらも収容人数より少し多めのサイズを選ぶことをおすすめします。

 

結局外周のデッドスペース部分に荷物を置いてスペースが中央だけになりポールも立っているのでスペースをうまく活用することが難しくなってくるのでその辺も気を付けたいところです。こちらもキャノピー(ひさし)付きがおすすめです。

こんな方におすすめ
  • 形から入る人
  • おしゃれなテントでキャンプがしたい人
  • 最低限の荷物でキャンプをする人

素材はコットン、ポリコットン、ポリエステルがあるのですが、ポリエステルがいいです。見た目が安っぽくなるのですが、軽さ、防水性、価格などからすると一番無難といえます。

 

 

2ルームテント

定員:4~5人用

2ルームテントとは、大きいフライシートの中にインナーテントを張ることができて、広めの前室を確保でき「寝室」に加えて「リビング」のスペースまで確保されたオールインワンのテントです。

 

設営の手間と時間がが少なく、テントとタープをそれぞれ設営するよりも、2ルームテント1つだけを設営するほうが、時間がかかりません。ただし組み立てると意外と大きくなるので重さも結構あります。

 

子連れのファミリー向けでプライベートが守られ、夜のセキュリティも安心です。解放感はあまりなくなってしまいコテージっぽくなりますが、急な雨でも安心感があります。

 

2ルームテントはセットで販売されていることが多いので、積み込みや運ぶときに一式揃っているので個々でアイテムをそろえるよりかは低コストですみかさばりません。

こんな方におすすめ
  • 家族でキャンプをする人
  • 広いテントに憧れている人
  • 雨風が心配な人

お子様連れや大人数でキャンプをされる方には必須です。テント面積が大きいので、ある程度開けたエリアでの設営が望まれます。

 

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タープ

タープは、日差し・雨風を防ぐための広い布である。もしかすると考え方によってはテントより重要アイテムかもしれません。

テントとタープの違い

形状は似てるかんじですが使用用途が明らかに違います。簡単に言ってしまうと、テントは寝室、タープはリビングです。タープはポールの上部にシートが付いており雨や風、日差しなどを防いでくれる役割があります。

 

タープは屋根だけある感じなので開放感がありますが、雨や風の影響をもろに受けます。防虫効果もありませんが、紫外線や日焼け、小雨などから守ってくれるという利点があります。

 

ぶっちゃけると、タープが無くてもキャンプはできます。急な雨の時にタープの下で食事を摂るといった風に使えるので、安心感などはあります。

 

日帰りで済ませるならテントではなくタープだけ持って行って楽しむこともできます。解放感のある屋外でのバーベキューを就寝前まで楽しんで帰るのであれば十分と言えます。

 

個人的には本格的にこだわらないのであれば、キャノピーつきのテントで十分かと思われます。大人数になって完全に調理エリアと食事エリアを分けたいときには使いたいところですね。大人数になるとエリアを決めたほうがまとまりやすく、間違いなく会話が弾み盛り上がります。

種類

おおまかな5つのタープを解説していきます。

  • オープンタープ
  • レクタングラータープ
  • ウイングタープ
  • ヘキサタープ
  • スクリーンタープ

 オープンタープ


四方が開けた生地とポールをロープで引っ張って建てるもので、コンパクトで慣れたら簡単に設置できます。夏のキャンプで暑さ対策では効果を発揮します。

 

 

レクタングラータープ



一番長いメインポールで中央を持ち上げ、両サイドを低いサブポールで立ち上げたスタイルの一枚布のタープです。柱が6本の為、屋根部分の面積が大きく取れるメリットがあります。

 

 

ウイングタープ



コンパクトなタープなので日陰になる面積が小さいため比較的ソロキャンプ用です。一番手軽なタープで設置も簡単ですが、個人的にわざわざ買ってまで揃えたいとは思いません。

 

 

ヘキサタープ




六角形(ヘキサゴン)のタープです。このタイプが一番需要が多いので使われていると思います。設置が簡単でかさばらず、ある程度の風や雨にも強いところが利点です。それほど高価でもなく使い勝手がいいです。

 

 

スクリーンタープ



テントに似ている形状で四方が囲まれていて床だけが無い感じになっています。そのため夏は中が暑くなるので壁がメッシュタイプのメッシュタープが風通しが良く、防虫対策にもいいです。風にも強いですが、収納時は大きくて重いです。

寝袋テキスト

寝袋(シュラフ)はキャンプをやる季節、立地条件によっても考えなくてはならない大切なアイテムです。

種類

おおまかに4つのタイプを解説していきます。

  • 人型
  • 人形型(マミー型)
  • 卵型(エッグ型)
  • 封筒型(レクタングラー型)

人型


その名の通り人間の形をしたタイプです。これはツナギのような服型みたいになっていて入るというかは着るといったかんじで、着たまま歩いたりできます。保温性からみると、他の寝袋よりは劣るのは否めません。

 

 

人形型(マミー型)



この寝袋はマミー(ミイラ)に似ていることからその名(シュラフ)がつけられました。密閉度が高く外部に体温を逃がしにくくなっていて保温性に優れています。半面、動きにくくなります。収納時にもコンパクトに畳めるのが特徴です。

 

 

卵型(エッグ型)


イメージ的には人形型の幅を広げたタイプといったかんじで、保温力もあります。胴部分がワイドに広がっているため多少は動けます。首元の内側には、小物入れに便利なポケットがついています。収納バックもありコンパクトです。

 

 

封筒型(レクタングラー型)



ゆったり寝心地のいい長方形をした上から下までの幅が同じタイプの寝袋で足元を暖め、快適な睡眠が可能です。2枚をジッパーで連結し、ツインとしてペアや親子で使用できます。布団を一体化したかんじです。

 

おわりに

キャンプは自然を直接感じることができる遊びで、自然の中でひと時を過ごし日常生活とは違った経験ができ、子供から大人まで楽しむことができます。特にお子様連れのファミリーキャンプは思い出を残すことができ自然でしか味わえない感覚を与えてくれます。是非興味のある方はアウトドアライフを楽しんでみてください。この記事が誰かのお役に立てれば幸いです。

 

 

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