免疫力
免疫力とは、体内にある病原体に抵抗する力で、生体防御反応の強さです。外部から体内に入ってきた細菌やウイルスなどを常に監視し攻撃・殺傷・排除する自己防衛システムでこれが正常に機能していれば、病気にかかりにくいということになります。
しかし免疫力は高すぎても低すぎても良くないといわれていて、バランスが大事とされています。免疫力が高すぎると花粉症、喘息、アトピー、リウマチなどの自己免疫疾患がおこり免疫力が高すぎた結果におこる弊害といわれています。
いっぽう免疫力が低すぎると、感染症にかかりやすくなるだけでなく、ガンなどの病気を発症するリスクも上がります。免疫力が下がっている時は血行が悪い時が多く、新陳代謝も低下している時といわれています。
免疫力低下の原因
免疫力低下の原因は、疲労、ストレス、喫煙、運動不足、睡眠不足、肥満、冷え性、加齢、が代表的で一般的に誰もがひとつは当てはまる事ばかりです。自分は今挙げた8項目の内、4つの半分以上が当てはまりました。
この中にどうしても避けられない項目が1つあります、それが加齢です。免疫システムは15歳までに出来上がり、20歳を超えると徐々に低下し始め40歳代で20歳の時の半分、70歳代で20歳の時の1割にまで下がる人もいます。そのため、免疫力の低い乳幼児と高齢者に病気が多発するのはそのためです。
免疫力が低いと起こりうること
免疫力が下がると、ウイルスや感染症などにかかりやすくなり、肌荒れや疲れやすくなったり、中耳炎、呼吸不全、気管支炎、肺炎、ガンなどの発症リスクが高まります。
また低下と関係のある病気は、糖尿病、口内炎、歯周病、風邪、心臓病、食中毒、などの病気を発症するリスクもあがります。
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免疫力の高め方
腸内環境を整える
腸は人体最大の免疫臓器、第2の脳ともいわれています。免疫機能は全身にありますが、特に腸内に集中しているといわれています。暴飲暴食、不規則な生活が胃腸を弱らせます。腸内環境が悪くなると免疫力が低下して病気にかかりやすくなるので気を付けましょう。
朝食は腸内環境を整えるのにとても大切です。朝食を食べると腸が目覚め刺激され活発に動き出します。僕もそうですが朝食後によくトイレに行きます。それは腸が動き始めてる証拠とも言えます。
ヨーグルトなどに含まれるビフィズス菌などを食品から摂るのも効果的です。しかし、ビフィズス菌は酸に弱く、胃酸でほぼ死滅してしまいますので、発酵食品の納豆や味噌などがいいとされています。納豆菌などの植物性乳酸菌は酸に強く腸まで届く可能性が高いからです。
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そして適度な運動、例えばエクササイズや軽い筋トレなどをして基礎代謝を上げて体温も上げて血流をよくして腸を刺激し、水分をしっかり摂り腸内環境を整えましょう。
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体温を上げる
免疫力が正常に保たれる体温は36.5℃程度といわれていて、それ以下だと免疫力はダウンしてしまいます。体温が1℃上がると最大5,6倍アップするといわれ、逆に1℃下がると30％低下するといわれていますので、体温を上げることがより重要になります。
体温をあげるには暖色系の食べ物を食べるといいです。例えば、りんご、さくらんぼ、人参、味噌、かぼちゃ、チーズ、などの陽性といわれる食べ物です。
日本人の7割が野菜不足と言われています。野菜が不足すると不調の原因にもつながります。
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逆に体温を下げてしまう食べ物は、スイカや茄子、バナナにきゅうり、ゴーヤなどです。これらを食べるときには注意が必要ですね。夏とかの暑い時期なら良いと思いますけど。
適度な運動とバランスのとれた食生活、そして規則ただしい生活習慣が大事かなとおもいます。なかなかすべてを継続するのは難しいですけどね。
適度な運動
エクササイズとかストレッチ、スクワット最近なんかはヨガや体幹トレーニングなんかも良いのではないでしょうか。自分は体幹トレーニングがおすすめですね。そんなに難しくないですし適度な汗かきますし姿勢もよくなります。
そのままやると床が硬くて痛いという方はヨガマットなどを敷いてやるといいかんじです。
忙しくてあまり時間が無い方なんかはスクワットなんかが良いのではないでしょうか。人間の筋肉の70％は下半身にあり、下半身の筋肉量を増やすことで新陳代謝を上げ、血流を良くし体温を効率的に上げることが可能です。
朝とか夜に回数を決めて無理なく続けると低体温を改善でき健康な体を作れると思われます。
免疫力を高める食品
食べ物
免疫力を高める食べ物で代表的なのは、納豆、ヨーグルト、味噌、キムチ、チーズなどの発酵食品。そのほか、はちみつ、生姜、にんにくです。
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食材からは根菜もいいですね。人参、大根、レンコン、ゴボウ、サツマイモ、などなど。あとは免疫力と抵抗力を高める食材はブロッコリー、春菊、かぼちゃなんかも良いです。
他には体を温める食べ物は、フルーツだと桃、魚だとアジ、サバ、イワシで肉だと鶏肉、羊肉でそのほかは卵とかごま油です。
逆に体を冷やしてしまう食べ物は、フルーツでは柿、梨、パイナポーで、魚類だと牡蠣、カニで、肉類は馬肉、そのほかは、豆腐、こんにゃくとかです。これらは陽性の食材と一緒に調理してバランスよく摂れば問題ないです。
お手軽にジュースで摂取するなら、繊維入り無添加人参ジュース定期便がおすすめです。
飲み物
免疫力を高める飲み物は、緑茶、紅茶、リンゴジュースが代表的です。その他には野菜ジュース、乳酸菌飲料などです。
有名雑誌にも載った免疫力を高める飲み物ランキングの3位までをご紹介します。
緑茶はそもそも温かいですし「カテキン」と「テアニン」が含まれているため高い予防効果と症状の緩和の効果があります。これを聞くと、飲みなれている日本人でよかったなと思います。
紅茶は紅茶しか持っていない成分、「紅茶ポリフェノール」があります。これが抗ウイルス効果があるといわれています。また喉の痛みを和らげるとされています。
りんごには、これまた「りんごポリフェノール」という成分がありまして、りんごの皮の部分におおく含まれているのですがこれに免疫活性化作用があり、ウイルスや病原菌を退治しやすくなります。
サプリメント
健康食品やサプリメントは通常の薬剤のように厳密な審査を受けないため、体に負担をかけてしまうものや品質が不安定なものも含まれるので注意が必要ですが、正しく使えば免疫力アップにつながります。
