人生の3分の1は眠っているって本当?
「人生の3分の1は寝ている。」
この言葉を一度は聞いたことがあるかもしれません。しかし、実際に数字で計算してみると、その時間の長さに驚く人がほとんどです。
例えば、返金寿命を85歳と仮定し、毎日8時間眠るとします。
ごく普通の成人の睡眠時間ですね。
それを計算すると、
8時間×365日×85年=248,200(時間)となります。
それを、この導き出された248,200時間を1日を時間に直した24時間で割ります。
すると、248,200(時間)÷24(時間)=10,341.6666…となるので、
積の四捨五入した10,342(時間)を365(日)で割ると、年数がでてきますので
計算すると、
10,342(時間)÷365(年)=28.3(年)
なんと約28年になります。
つまり、私たちは人生のおよそ28年間を布団やベッドの上で過ごしている計算になるのです。
28年となると、小・中・高・大学、の学校生活よりも長く、さらには社会人として働く期間にも匹敵するほどの時間なのです。
「寝ているだけ」と考えると少しもったいないなと感じるかもしれません。
しかし実際には、この時間こそが人生を支える最も重要な役割時間でもあります。
眠っている間、脳では記憶が整理され、体では細胞が修復され、免疫力も高まっています。
つまり睡眠は、「何もしていない時間」ではなく、体が全力でメンテナンスを行っている時間なのです。
一生のうち夢を見る時間は何年?
さらに面白い数字があります。
私たちは毎晩夢を見ています。
覚えていないだけで、一晩に3~5回ほど夢を見ていると言われています。
夢を見る時間は主に「レム睡眠」。
一晩のレム睡眠は約90~120分。
レム睡眠について詳しく知りたい方は、この記事も参考にしてみてください。
▷レム睡眠・ノンレム睡眠の違いとは?眠っている間に脳で起きている驚きの秘密
人生全体で考えると…
約6年間。
つまり、人は人生で約6年間も夢の世界で過ごしている計算になります。
今こう考えると、小学生時代は遊んでばかりの、夢の6年間でした(笑)。
その間、私たちの脳では、
- 記憶の整理
- 感情の処理
- 創造性の向上
などが行われていると考えられています。
実際、有名な発明や名曲のアイデアが夢の中から生まれたという話も少なくありません。
夢は単なる不思議な映像ではなく、脳の重要な仕事の一つなのです。
一生で寝返りを打つ回数は?
寝返りにも驚きの数字があります。
人は一晩に20~30回ほど寝返りを打つと言われています。
「そんなに動いてるの?」
と思うかもしれませんが、多くは無意識なので覚えていません。
では人生では?
平均25回として計算すると…
25回×365日×85年
約77万回。
人生で70万回以上も寝返りを打っていることになります。
寝返りは単なるクセではありません。
- 血流を保つ
- 体温調整
- 体への圧力を分散する
- 筋肉への負担を減らす
など、大切な役割があります。
寝返りが少なすぎると、肩こりや腰痛につながることもあります。
「朝起きると体が痛い」という人は、寝返りしにくい寝具が原因かもしれません。
人は一生で何時間いびきをかく?
いびきをかく人の場合、睡眠時間の約20~30%はいびきをかいているとも言われます。
例えば1日8時間眠る人なら、
約2時間。
これを人生に置き換えて計算すると…
約2慢時間以上。
年数にすると約2年半にもなります。
もちろん個人差はありますが、「いびき=たまに出るもの」と思っている人ほど、この数字に驚くことでしょう。
特に大きないびきは睡眠時無呼吸症候群が隠れている場合もあるため、毎日続くようなら注意が必要です。
睡眠中に脳が使うエネルギーは?
眠っている間、脳は休んでいるように思えます。
しかし実際にはかなり働いています。
脳は体重の2%しかありません。
それにもかかわらず、体全体で使うエネルギーの約20%を消費しています。
睡眠中も、
- 記憶の整理
- 老廃物の除去
- 神経回路の調整
など、多くの仕事をこなしています。
つまり脳にとって睡眠は「休み時間」ではなく、「夜勤」のようなものです。
「睡眠中の脳って、本当に掃除をしているの?」
そんな疑問をもっと詳しく知りたい方は、「寝るだけで脳は掃除される?睡眠中に起こる驚きの変化」も参考にしてみてください。
睡眠中に起こる脳内のメカニズムを、最新研究を交えながらわかりやすく解説しています。
人生で失う睡眠時間はどれくらい?
ここまでは「眠っている時間」の話でした。
では逆に、多くの人が失っている睡眠時間はどれくらいなのでしょうか。
例えば、本来8時間必要な人が毎日6時間しか眠らなかった場合。
毎日2時間不足とします。
すると1年間では、
約730時間。
日に換算すると、約30日分になります。
つまり、たった2時間の睡眠不足でも、1年間で約1か月分もの睡眠を失っている計算です。
これが10年続けば約300日分。
ほぼ1年近い睡眠不足になります。
「週末にたくさん寝れば大丈夫」と思っていませんか?実は、睡眠不足は少しずつ積み重なり、気づかないうちに心身へ影響を与えることがあります。その仕組みについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
だからこそ「毎日少しだけ寝不足」は、決して小さな問題ではないのです。
一生で何回目覚まし時計を止める?
朝が苦手な人なら思わず笑ってしまう数字です。
毎日1回スヌーズを押す人なら、
365回×85年
約3万回。
もし毎朝3回止める人なら…
約9万回。
人生で何万回も目覚ましと戦うことになります。
ちなみに、何度もスヌーズを繰り返すと睡眠が細切れになり、逆に眠気が強くなることがあります。
「あと5分」が積み重なるほど、すっきり起きにくくなるケースも少なくありません。
睡眠不足で集中力はどれくらい落ちる?
睡眠不足は数字でも表れています。
24時間起き続けた状態は、お酒を飲んだ時と同じくらい判断力が低下するとされています。
「徹夜だから大丈夫」
と思っていても、実際には脳のパフォーマンスは大きく落ちています。
仕事のミスや交通事故のリスクが高くなる理由も、こうした脳の変化が関係しています。
睡眠時間を削って頑張ることは、一見効率的に見えても、長い目で見ると損をしてしまう可能性が高いのです。
数字で見ると睡眠は人生最大の自己投資だった
ここまで紹介した数字をまとめると…
- 人生で約28年眠る
- 夢を見る時間は約6年
- 寝返りは約77万回
- いびきをかく時間は約2年半
- 毎日2時間の寝不足で年間約30日分失う
- 目覚ましを止める回数は数万回
こうして見ると、睡眠は人生のほんの一部ではありません。
人生そのものを支える土台と言っても過言ではないでしょう。
「睡眠を削れば時間が増える」
そう思ってしまいがちですが、実際には健康や集中力、気分、仕事の効率まで大きく左右しています。
人生で約28年間も付き合うものだからこそ、その質を少しでも良くすることが、これからの毎日を変える第一歩になります。
睡眠時間を確保することも大切ですが、同じくらい重要なのが「睡眠の質」です。ぐっすり眠るための具体的な方法を知りたい方は、こちらの記事もぜひご覧ください。
今日からは、「寝る時間」を削るのではなく、「人生への投資時間」と考えてみてはいかがでしょうか。
まとめ
睡眠にまつわる数字を見ていくと、「寝ること」は単なる休息ではなく。人生そのものを支える大切な時間だと分かります。
普段は意識しない寝返りや夢、脳の働きまで、すべてが健康や生活の質につながっています。
今日からは睡眠時間を「もったいない時間」と考えるのではなく、自分の未来への投資だと思って、大切にしてみてください。
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