はじめに
大谷翔平選手と言えば、バッティングやピッチング、トレーニング方法などが注目されることが多い選手です。
しかし、本人の過去の発言を追っていくと、もう一つ繰り返し登場するものがあります。
それが、「睡眠」です。
2023年には10時間以上眠ることがあると話し、2024年には1日の睡眠時間について「トータルで10時間くらい」と回答。
さらに2026年には、寝具メーカーnishikawaの公式発表の中で、
「僕が一番大事にしてきたもの、それが睡眠です」
とコメントしています。
ここまで睡眠を大切にしていると、
「いったい、どんな生活をしているんだろう?」と気になりますよね。
この記事では、大谷翔平選手本人が実際に語った発言を中心に、睡眠時間や休養日の過ごし方、遠征時の睡眠習慣を見ていきます。
そもそも「睡眠って何のためにあるの?」という方は、こちらの記事も参考にしてみてください。
大谷翔平は1日10時間ほど眠ることもある
まず驚くのが、睡眠時間の長さです。
2024年5月、大谷選手は記者から普段どのくらい眠っているのか聞かれ、1日合計で10時間ほどと答えています。
出典:Full-Count
ずっと10時間眠り続けるという意味ではなく、途中で一度起きて食事を摂ることもあると説明しています。
また、以前のインタビューでは試合のスケジュールによって睡眠時間が変わることも明かしています。
ナイトゲームの翌日もナイトゲームなら10~12時間ほど、翌日がデーゲームなら6~7時間程度になることもあると話していました。
出典:Number Web
つまり、
「毎日必ず10時間寝る」
という決まりではなく、その日の予定に合わせながら眠れる時間を確保していることが分かります。
「質より量」まず眠る時間を確保する
睡眠について調べると、よく出てくるのが「睡眠の質」という言葉です。
ところが、大谷選手の考え方で興味深いのは、まず睡眠時間そのものを確保することを重視している点です。
2023年5月、休養日の過ごし方について聞かれた大谷選手は、睡眠ではまず量を確保し、その次に質を考えるという趣旨の発言をしています。
その休養日には、実際に10時間以上眠ったことも認めています。
特別なテクニックを最初に考えるのではなく、
「まず眠る時間を作る」
という考え方なのが印象的です。
睡眠時間だけでなく、睡眠環境について知りたい方はこちらの記事も参考にしてみてください。
ヌートバーとの食事より睡眠を選んだことも
大谷選手の睡眠へのこだわりが分かる、少し面白いエピソードもあります。
2023年、WBCでチームメートだったラーズ・ヌートバー選手が、大谷選手を休養日に食事へ誘いました。
ところが、大谷選手から返ってきたのは寝ているという内容の返事。
後日の取材で本人も、その日は実際に日中も眠っていたことを認めています。
出典:Full-Count
17連戦が終わった直後の休養日だったこともあり、大谷選手は外出より睡眠に時間を使っていました。
トップ選手の休日というと、豪華な食事や気分転換を想像してしまいます。
しかし大谷選手の場合、「休める日は寝る」という、かなりシンプルな過ごし方をすることもあるようです。
時差がある遠征では「いつ寝るか」も考えている
メジャーリーグでは、アメリカ各地を移動しながら試合を行います。
そこで問題になるのが時差です。
2024年3月、韓国での開幕シリーズからアメリカへ戻った大谷選手は、時差ぼけについて聞かれ、睡眠の管理を意識していると説明しました。
本拠地開幕戦の前日には、約3時間昼寝をして、その後夜にも眠ったと話しています。
出典:Full-Count
さらに2024年10月、ロサンゼルスからニューヨークへ移動した際にも、移動後は睡眠に時間を使っていました。
東海岸への移動は時差の影響が大きいため、その日と翌日の睡眠を試合に向けて大切にしているという趣旨の発言もしています。
出典:Full-Count
大谷選手は単純に長く眠るだけではなく、
「いつ眠るのか」
までスケジュールに合わせて考えていることがうかがえます。
平日と休日などで睡眠時間が大きくずれる現象については、こちらでも紹介しています。
▷ソーシャルジェットラグとは?休日の寝だめが危険と言われる理由
実は子どもの頃からよく寝ていた
大谷選手が長く眠るようになったのは、プロ野球選手になってからではないようです。
2025年に公開されたインタビューでは、子どもの頃について、
夜9時ごろに寝て、朝7時半ごろに起きる生活を続けていた
と本人が振り返っています。
両親からそうするように言われていたそうです。
出典:Full-Count
単純に計算すると約10時間半です。
現在も10時間前後眠ることがある大谷選手ですが、長く眠る生活そのものは幼いころから身近だったことになります。
これは、大人になって突然始めた特別な睡眠法とは少し違うところがおもしろいですね。
2026年にも「一番大事にしてきたものは睡眠」
そして2026年。
大谷選手とnishikawaのコンディショニングサポート契約は10年目を迎えました。
公式発表の中で大谷選手は、
「僕が一番大事にしてきたもの、それが睡眠です」
とコメントしています。
出典:nishikawa公式
高校卒業後、日本ハムに入団した頃から同社のマットレスを使用し、2017年からサポート契約を結んでいることも公表されています。
もちろん、これは寝具メーカーとの契約に関連したコメントです。
ただし大谷選手は、企業広告とは関係のない試合後の取材でも2023年、2024年と繰り返し睡眠について話しています。
そのため、睡眠を長年重視してきたこと自体は複数の本人発言から確認できます。
大谷翔平の睡眠習慣をまとめると
| 大谷選手が語ったこと | 内容 |
| 1日の睡眠時間 | 合計10時間ほどと語ったことがある |
| 長く眠れる日 | 10~12時間ほど眠ることもある |
| 睡眠で優先すること | まず時間を確保する |
| 休養日の過ごし方 | 日中も眠って過ごしたことがある |
| 遠征・時差への対応 | 昼寝などを含めて睡眠時間を調整 |
| 幼少期 | 21時ごろから7時半ごろまで眠る生活だった |
| 2026年の発言 | 長年大切にしてきたものとして睡眠を挙げた |
こうして並べてみると、何か一つ特別な「大谷式睡眠法」があるわけではありません。
特徴的なのはむしろ、
睡眠を余った時間に取るのではなく、最初から生活の中に睡眠時間を確保していること
ではないでしょうか。
大谷翔平と同じ10時間眠ればいいわけではない
ここは少し分けて考える必要があります。
大谷選手が10時間前後眠ることがあるからといって、誰でも10時間眠る必要があるという意味ではありません。
この記事で紹介しているのは、大谷翔平選手本人が公の場で語った睡眠習慣です。
仕事内容も生活時間も人それぞれ違います。
大谷選手の睡眠で興味深いのは「何時間」という数字そのものより、
忙しいスケジュールの中でも、睡眠時間は削る前提で考えていないこと
なのかもしれません。
「少しくらい寝不足でも大丈夫」と睡眠時間を削る習慣については、こちらの記事でも詳しく紹介しています。
まとめ
大谷翔平選手の本人発言を追っていくと、睡眠をかなり大切にしていることが一貫して分かります。
10時間前後眠ることがあり、予定によっては10~12時間眠ることもある。
休養日には睡眠に時間を使ったことがあり、時差のある移動では昼寝を取り入れるなど、スケジュールに合わせて睡眠時間を調整しています。
さらに、子どもの頃から長く眠る生活を続けていたことも本人が明かしています。
大谷選手というと、
「どんなトレーニングをしているのか?」
に注目が集まりがちです。
しかし本人の発言を見ていくと、何をするかだけではなく、「休むための時間をどう確保するか」も大切にしていることが見えてきます。
そこが、大谷翔平選手の睡眠習慣で特に興味深いところです。
あわせて読みたい
▷ソーシャルジェットラグとは?休日の寝だめが危険と言われる理由

参考情報
